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家族葬とは?参列の基準はどこまで?葬儀の注意点や費用と流れ

投稿:2023/05/08 更新:2024/08/11

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家族葬とは、近年注目を集めている葬儀の様式の一つです。一般的な葬儀とは異なり、限られた家族や親しい友人のみが集まり、シンプルでアットホームな雰囲気の中で故人を偲ぶことが特徴です。この記事では、家族葬について詳しく解説していきます。関連記事も併せてご参照ください。

《この記事の概要》
  • 家族葬とは、明確な定義がなく親近者を中心に執り行われる小規模な葬儀様式の総称
  • 参列者の範囲は自由で参列者数は10~30名程度が多い
  • 家族葬の流れは基本的に一般葬の考え方と同じ
  • 1日間で執り行う簡略化された葬儀様式もある
  • 家族葬の葬儀費用の相場は、99万5,000円
  • 家族葬プランは「必要なものすべて込み」で選ぶ
  • 「小さいわが家のお葬式」の家族葬プランを基準に比較検討すれば間違いない

《あわせて参照》

《葬儀プラン・葬儀社選びのコツ》

「小さいわが家のお葬式」では、すべてのプランで安置日数無制限で、安置料・ドライアイス料が無料。日延べの追加料金が発生しません。比較検討時の基準とすることをおすすめしています。 近年のドライアイスの原価高騰により葬儀社各社のプランの基本料金が値上げ傾向となっています。

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また、プラン内容の見直しも行われいます。追加料金がかかるか否かは、各葬儀社によりことなります。 制限を設けている葬儀プランでは、既定の日数を超えると、1日ごとに5,000円~10,000円の追加料金が加算されてしまいます。
《参考情報》
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家族葬とは?定義と注意点

家族葬とは?定義と注意点

家族葬とは、明確な定義のない、親近者のみで行う小規模な葬儀様式の総称です。家族葬での参列者は、一般的に遺族は3から4親等の親族、または故人と生前親しくしていた友人などが参列します。しかし、家族葬には明確な定義はありません。故人様やご家族の意向に、よりそうお葬式です。そして、一般葬と同様に僧侶などの宗教者立ち合いのもとで通夜告別式が行われ、葬儀の日程や進行も一般葬と同じ順序であることが多いです。基本的な部分は同じでも、家族葬には定義がないため喪主様が葬儀のスタイルを自由に決めることができます。例えば家族葬としながらも参列する人数が多い場合もあれば、通夜を行わないで全工程を1日間で終えてしまうこともあります。1日間で執り行う葬儀様式には火葬式(直葬)」「納棺式(お別れ式)」「1日葬と呼ばれる葬儀様式があります。会食を行わなかったり、返礼品を省略したりするケースも多いです。 ただ家族葬は定義がはっきりしない分、周囲の理解と十分な配慮が必要な側面もあります。例えば家族葬を行うことを関係者にきちんと連絡・説明をしておかなければ、親族や近所の方などから、葬儀が終わった後になって「なぜ知らせてくれなかったのか」など不満が出るなど、トラブルになることも。家族葬を選択する際は周囲との十分な認識合わせが必要です。関連記事も併せてご確認ください。

《家族葬について関連記事》

家族葬の定義

本調査において公正取引委員会では、家族葬の定義について「参列者50名未満の葬儀を家族葬と定義した。」としています。また、一般葬については「参列者50名以上の葬儀を一般葬と定義した。」としています。

親族や親しい友人など親しい関係者のみが出席して執り行う葬儀。
通夜・告別式・火葬等は一般葬と同様に執り行われる。

引用元:公正取引委員会葬儀の取引に関する実態調査報告書

家族葬の注意点

家族葬を執り行う際には、注意点もあります。家族葬では、参列者の範囲を限定して執り行うため、 葬儀後に「なぜ参列させてもらえなかったのか」「家族葬にする前に相談して欲しかった」など、 やり場のない想いを、ご家族にぶつけられてしまうケースがあります。このようなトラブルを回避するためにも、 どこまでお知らせするのか慎重に判断する必要があります。また、お知らせする場合は、訃報なのか葬儀の案内なのか はっきりと記載することが大切です。

《あわせて参照》

家族葬と密葬の違い

家族葬と混同されやすい言葉として、「密葬」が挙げられます。しかし、両者は以下の通り別の言葉です。

《家族葬と密葬の違い》
  • 家族葬:故人と親しかった人のみを呼んで執り行う
  • 密葬:一般参列者を呼ぶ「本葬」を前提とし、その前に身内だけで行う

密葬はお別れ会に近い儀式であり、著名人の葬儀において採用されることが多々あります。

《あわせて参照》

家族葬と一般葬の違い

家族葬と比較されやすい葬儀形式として挙げられるのが、一般葬と呼ばれるものです。両者の特徴としては、以下が挙げられます。

《一般葬との違い》
  • 家族葬:家族や親族を中心に故人と近しい方のみでお別れをする(従来の伝統的な形式)
  • 一般葬:故人と生前縁のあった友人や仕事関係者、近所の人など一般の方を幅広く呼んでお別れをする

そして両者の違いをまとめると、以下の通りです。

項目 家族葬 一般葬
参列者の範囲 故人と親しかった人に限定する 広く遺族と付き合いのある方に
声かけを行う
内容 より故人とのお別れに集中 社会的な儀式の側面が強い
香典 辞退のケースも少なくない 通常は受け取る

家族葬と一般葬の違いは、参列者の範囲が異なります。家族葬では参列者を限定するのに対して、一般葬では個人様と生前にご縁があった方々を、広くお呼びするため、 家族葬よりも一般葬の方が、参列者数が多くなる傾向があります。また、ご家族にとっては面識のない方も参列されることが想定されますので、 家族葬よりも一般葬の方が、おもてなしの比重が高く、伝統やしきたりが重視される傾向があります。

家族葬が選ばれている理由

家族葬が選ばれている理由としては、現代の生活環境や価値観などのニーズにマッチしていることが挙げられます。 超高齢化の中で、故人様のお付き合いのある友人関係が既に少なくなっていたり、喪主や施主の方も既にご高齢で、負担の少ない小規模な葬儀として、家族葬が選ばれています。 また、核家族が増え親族が遠方のため、比較的近場の親族で執り行うというケースもあります。その他にも、ご本人の意思を尊重し、故人様らしいご葬儀を執り行うため、 家族葬を選ぶ方もいらっしゃいます。近年では、このような価値観を持つ方が増えてきたため家族葬が増えてきた要因と考えられます。自由度の高いご葬儀様式ですので、関連記事も合わせて、理解を深めていただければ幸いです。

家族葬がおすすめなケースとは

家族葬がおすすめなケースとは

家族葬を選択された方々の想いや家族葬を選択した際の基準はどんな項目だったのでしょうか。
ミスマッチを起こさないためにも、まずは事前に確認しご自身の想い描くものに当てはまるのか検討する必要もあります。

《家族葬を選ぶご遺族の想い》
  • 身内や親しい方々のみで、ゆったりと納得のいくお見送りをしたい
  • 参列者が少ないことが見込まれるため小規模な葬儀にしたい
  • 後悔のないお見送りをしたいが、費用面も考慮したい
  • 小さなお葬式でも心を込めて、しっかり見送たい
  • 故人の生前の希望を尊重したお見送りをしたい

家族葬は、このような想いを抱く方々に適したご葬儀のかたちです。
比較的に少人数で執り行うため、ゆったりとしたお見送りの時間を過ごせるのも特徴です。

どこまで?参列者の範囲や判断基準

どこまで?参列者の範囲や判断基準

家族葬には明確な定義がありませんので、参列範囲の判断基準は、ご遺族様と参列者様共に、悩ましいところではないでしょうか。明確な線引きはありませんが、 基準を設けることで、判断がスムーズになります。ご参考になれば幸いです。

どこまで親族を呼ぶのか、基準の決め方

家族葬は定義がないので故人様の生前の意向がない限り、ご家族自身で参列者を呼ぶ範囲も決定しなければいけません。 自由度が高い故の悩みで、一般的な目安としては多くの家族葬で3~4親等の親族で行われているようです。参列者をどこまで呼んだら良いのか決めかねているときは、 葬儀場の規模や、参列者の人数を基準に考えましょう。例えば、10名程度の規模なら、ご遺族のみの場合もあります。 この他、30名程度を目安に「ご遺族」+「親族」、50名程度で「ご遺族」+「親族」+「交友関係」のように区切りをつけると決めやすいと思います。

《あわせて参照》

《親戚を呼ばない場合の対応》

家族葬での訃報。参列の判断基準

大前提として親族、ご友人ともに家族葬の場合は訃報の連絡がない場合、参列を控えます。
親戚や知人の訃報を受けた時には、訃報葉書に書かれている内容に「家族葬の詳しい日時や場所が書かれている」「参列をお願いする連絡があった」場合は、 参列します。また、訃報の連絡が来たとしても「参列不要(遠慮する、お断りする)」「葬儀場や日時に関する情報が一切ない」などの場合には参列しません。

《参列の判断基準の関連記事》

家族葬の流れ

家族葬の流れ

家族葬の流れは、ご遺体の安置からお通夜、翌日には葬式・告別式をして火葬となり、2日間かけて執り行う一般葬と変わりありません。 一般的に、1.逝去・安置、2.納棺式・通夜、3.葬儀・告別式、4.火葬・収骨となります。ご葬儀様式としては、通夜を行わず、1日間で葬儀を執り行う、火葬式(直葬)、納棺式(お別れ式)、1日葬などもあります。 各ご葬儀様式の特徴を把握し、後悔のないお別れが出来るようご検討いただくことをおすすめいたします。 一般的な家族葬の流れを、詳しく解説します。

《あわせて参照》

危篤・逝去から家族葬の準備

一般的な逝去から安置までの流れになります。ただし、葬儀の形式や内容は家族の希望や故人の信仰宗派によって異なる場合があります。家族や親族がご逝去の際、まずやるべきことは 「葬儀社を決める」「ご遺体搬送を手配」「ご安置場所を確定する」の3項目を手配することです。

《危篤・逝去・安置についての関連記事》

《1.死亡の確認》

家族や親族が亡くなったら、まずは家族や親族などの近親者が、本当に亡くなったかを確認します。その後、病院や警察に連絡して、亡くなったことを報告します。病院で亡くなった場合は、病院の職員が適切な死後処置を行います。自宅で亡くなった場合は、警察や葬儀社に連絡してください。

●死後処置について関連記事

《2.死亡診断書の取得》

亡くなったら、死亡診断書を取得します。死亡診断書は、故人が本当に亡くなったことを証明する書類であり、葬儀や遺族補助金の申請に必要です。死亡診断書は、臨終に立ち会った医師や遺体を検案した医師に発行してもらいます。

《3.搬送・安置》

亡くなった後は、安置する必要があります。安置は、故人が亡くなってから葬儀が行われるまでの期間、身を寄せる場所を指します。安置する場所としては、病院の指定場所や葬儀社の安置室、自宅などがあります。葬儀社を利用する場合は、葬儀社が故人の遺体を安置し、必要な手続きを代行してくれます。「小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)」では、ご遺体の搬送(50kmまで)と仮安置を「無料」で承っております。お見積り後のキャンセル料も、いただいておりません。ひとまず、ご連絡いただき仮安置したうえで、落ち着いて葬儀についてご検討されるお客様もおられます。

●搬送・安置について関連記事

《4.家族葬の準備》

故人様がご安置された後は、葬儀の準備を進めます。具体的には、葬儀日程の決定、式場の手配、遺影の準備、招待状の発送などがあります。

納棺式からお通夜式

《納棺式》

葬儀社のスタッフが故人の身支度を行います。衣服やメイク、髪型などを整えます。身支度が終わったら、棺に故人を納めます。棺に入れる前に、家族や参列者が最後の別れの時間をもつことができます。その後、葬儀社のスタッフが棺に故人を納めます。

《お通夜式》

納棺式の後、お通夜が始まります。お通夜は、故人の遺影の前で遺族や参列者が弔問する時間です。僧侶による読経が行われます。しばらくすると遺族の焼香が行われ、お通夜式が終わると、通夜振る舞いの会食場や清め所へ案内されるので、故人様を偲びながら供養の気持ちを込めてお食事を頂きます。家族葬では近親者が多いため、受付けを設けない場合があります。その場合の香典などのやり取りは、喪主様に直接お声がけして問題ありません。

葬儀と告別式

《葬儀》

葬儀が開式し、僧侶の読経が行われます。僧侶の合図で故人様と近しい遺族の方から焼香が行われます。家族葬では近親者が多いため、受付けを設けない場合があります。その場合の、香典などのやり取りは、喪主様に直接お声がけして問題ありません。

《告別式》

告別式は、故人を偲ぶための儀式であり、一般的には葬儀後に行われます。告別式の式次第は地域や宗教によって異なりますが、一般的には、遺族の挨拶、追悼スピーチ、弔辞、最後の別れの時間などが含まれます。告別式が終わると、お棺の中にお花を入れ、故人様と最期のお別れを行います。お別れ後、お棺の蓋を閉め「釘打ち」を行います。 その後、火葬場へ向かいます。葬儀場からお棺をのせた霊柩車が火葬場へ向けて出発する事を「出棺」と言います。

《あわせて参照》

火葬式と収骨

火葬場についたら、故人様の火葬が終わるまで待ちます。火葬が終わると、故人様と近しい遺族から順に遺骨を拾骨し、骨壺に納めます(収骨)。

家族葬の流れをプラン別で確認

家族葬の格安ご葬儀プランのご紹介です。小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)では、家族葬の4つの料金プランをご用意しております。通夜を行わず、1日間で葬儀を執り行う、火葬式(直葬)、納棺式(お別れ式)、1日葬のご葬儀の流れも各ページでご紹介しています。他社と比較し、ご検討ください。ご相談は、24時間いつでも、お電話でご対応しております。

●家族葬|火葬式プラン

火葬式は通夜や告別式を省略して火葬のみを行う葬儀のことで、直葬(ちょくそう)と呼ぶこともあります。葬儀の参列者は、家族や親戚や生前故人様と親しくしていた関係者のみを招いて行われることがほとんどで、故人とのお別れは火葬炉の前で行われます。

●家族葬|納棺式プラン

納棺式とは、故人様の身支度を整えて棺へと納める儀式をいいます。ご家族様が故人様とふれあうお別れ式です。故人様の愛用品や趣味の品物、大好きだった食べ物等の副葬品を、お花と一緒に納めることが多いです。

●家族葬|1日葬プラン

1日葬は通夜を行わず、葬儀・告別式・火葬を1日で行う形式の葬儀です。一般的な葬儀では通夜と葬儀・告別式・火葬を2日間に分けて行いますが、1日葬では通夜を行いません。通夜ぶるまいの「飲食代」がかからない分、費用が安くなります。

●家族葬|2日葬プラン

2日葬は一般葬と同様に、僧侶などの宗教者立ち合いのもとで通夜と告別式で2日間にわたり行われ、葬儀の日程や進行も一般葬と同じ順序であることが多いです。通夜は一般会葬者を招いて行い、葬儀は近親者で行うなど、2日間で行うことで様々な送り方がご提案可能です。

家族葬の費用

家族葬の費用

家族葬での葬儀費用の相場をベースに一般葬と比較し、どのくらい安いのか見ていきたいと思います。 また、全国の平均葬儀費用相場も確認してみましょう。それを踏まえて「小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)」の家族葬プランの料金を確認していきたいと思います。

家族葬の費用相場

家族葬での葬儀費用の相場は、99万5,000円。参列者数は10~30名程度が多いようです。一般葬の費用相場が150万8,500円ですので、家族葬のほうが50万円程度総額費用が安いことが分かります。ちなみに、全国の葬儀全体の平均費用相場は110.7万円でした。家族葬と一般葬とで基本的な葬儀費用の考え方は同じですが、家族葬では参列者数が少ない分、費用が安くなっています。 しかし、参列者数が少ないということは、香典も少なくなります。その点で、実質負担額が多くなる場合もありますので注意が必要です。 葬儀費用を比較検討する際の注意点など、詳しく解説している他の記事も合わせて、ご参照ください。(※参照元:第5回お葬式に関する全国調査[2022年/鎌倉新書])

《家族葬費用の関連記事》

家族葬での香典の相場

家族葬での香典の相場

家族葬では、香典を辞退されるケースがあります。参列者様の混乱をさけるため、香典辞退をする場合は、しっかりと明確に意思表示をしましょう。 また、家族葬へ参列する場合は、故人様や喪主様の意向に沿い対応することがマナーとなります。そして、家族葬の香典では、一般葬とは異なり、 参列者数が少ない分、得られる香典の総額が少なくなります。親族の場合ではそれを気遣い、相場よりも多めに香典を渡すこともあるようです。

《家族葬での香典の関連記事》

家族葬の香典の相場

家族葬の香典では、一般参列者の香典の相場は3,000円~5,000円です。一般葬と同等の相場となっています。連名で出す場合は、総額を切りの良い数字にして香典袋に入れると良いでしょう。

親族が亡くなった場合の香典の相場

親族が亡くなった場合の香典の相場は【両親】50,000円~100,000円、【祖父母】30,000円~50,000円、【兄弟】30,000円~50,000円、 【親戚】10,000円~50,000円、となっています。

両親
5~10万円
祖父母
3円~5万円
兄弟
3~5万円
その他の親戚
1~5万円

家族葬のメリットとデメリット

家族葬で後悔のないお別れをするためにも、家族葬のメリットとデメリットを知っていただければと思います。 家族葬でのトラブルや注意点をまとめた記事もありますので、合わせてご確認いただきたいと思います。

《家族葬のメリットとデメリットの関連記事》

家族葬のメリット

1.接待負担が軽減される

家族葬の場合は、参列者の大半が身内で、一般葬と比較して少人数でもあるため、接待による負担が体力的にも精神的にも軽減されます。 大切な方を亡くされたばかりの遺族にとって、これは大きなメリットといえます。肩肘張らずゆっくりとお別れが出来ます。

2.家族の想いが反映されやすい

家族葬であれば、親族や故人を良く知る友人ばかりのため、故人様やご家族の想いをご葬儀に反映しやすくなります。 お供え物や祭壇飾りなども周りの目を気にせず、故人様らしいお見送りができます。

3.葬儀費用を安く抑えられる

家族葬なら、葬儀の規模が最小限で済みます。式場や祭壇も小さくて済みます。10人程で執り行う場合は、 式場を用意する必要がない場合もあります。葬儀の内容にもよりますが、葬儀費用を大幅に安く抑えられます。

家族葬のデメリット

1.連絡の手間や後の対応と気配り

家族葬での葬儀の場合は、周囲への意思表明とともに、参列や弔問をお断りしなければならない場合もあります。 また後日、自宅へお線香をあげに訪問される方が増え、対応に追われるということも考えられます。 連絡の手間や、葬儀後の対応と気配りが必要になることもあります。

2.家族葬費用の実質負担額が増える

家族葬の場合、参列者が少人数になるため香典も少なくなり、実質負担額が増える場合があります。 ご自身で、総合的なバランスを考える必要があります。

3.家族葬の理解が得られない

家族葬に限らず、葬儀内容に周囲の理解を得られない場合もあります。家族葬で執り行う場合は、 参列や弔問をお断りする必要もあるため、最後に会えなかった不満を、ご家族にぶつけられるという トラブルも発生します。家族葬には定義が存在しない分、相互認識の違いから、 トラブルに発展するリスクがあります。

家族葬のマナー

家族葬では、参列者を限定して執り行う葬儀様式ですので、理由がありお呼びしない方への配慮が必要になります。 また、参列者側は家族葬が故人や家族の意向に、よりそうお葬式だということを理解し、対応することがマナーとなります。 関連記事と合わせてご参照いただき、相互理解のもと、適切な対応ができるようにしましょう。

《家族葬のマナーの関連記事》

喪主・遺族側が気をつけるべきこと

喪主・遺族側は、「家族葬を行うことへの了承を得る」「参列を遠慮して欲しい場合は明確に伝える」の2つの項目に注意すべきです。

《喪主・遺族側》
  • 家族葬を行うことへの了承を得る
  • 参列を遠慮して欲しい場合は明確に伝える

参列者が気をつけるべきこと

喪主・遺族側は、「訃報で参列依頼があった人物以外を誘わない」「喪主指定の服装で参列する」「香典の要否を確認する」「葬儀報告が終わるまで参列を口外しない」の4つの項目に注意すべきです。

《参列者側》
  • 訃報で参列依頼があった人物以外を誘わない
  • 喪主指定の服装で参列する
  • 香典の要否を確認する
  • 葬儀報告が終わるまで参列を口外しない

家族葬での服装

家族葬においては、一般葬と同様に基本的な服装マナーを守ることが大切です。 服装は、遺族も準礼装(正式礼装より格を下げた服装)を着用することが多いようです。参列する側としても、 服装について特に案内がなければ準礼装にするとよいでしょう。 男性はブラックスーツまたはダークスーツ、女性は洋服なら地味な色のスーツやワンピースが適切です。 性別や年齢、そして立場によって基本となるマナーは異なるため、自分の状況を整理して最適な服装をチョイスしましょう。 また、宗教によっても正式な服装は異なり、注意が必要です。基本を押さえておけば困ることは少なくなりますが、それでも不安はなくならないものでしょう。 葬儀の不安や疑問は、葬儀社に相談・確認することをおすすめします。

《家族葬での服装の関連記事》

家族葬での斎場・葬儀場の選び方

家族葬での斎場・葬儀場の選び方

家族葬の特徴として参列者数が少ないことや、ご葬儀費用の面で安く抑える傾向があるため、 小規模の斎場・葬儀場が選ばれています。斎場・葬儀場の立地については、参列いただく方に合わせる 傾向もあり、電車など公共交通機関の利用が多い場合は駅の近く、車でご来場される方が多い場合は、 駐車場の有無や斎場・葬儀場の見つけやすさで選定される方もいらっしゃいます。「小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)」では、 家族葬に最適な斎場・葬儀場のみを厳選してご案内しております。ホームページに掲載が無くとも、 公営斎場であれば、ご案内可能な場合もありますので、迷わずご相談いただければ幸いです。

《神奈川県で斎場・葬儀場を探す》

《東京都で斎場・葬儀場を探す》

家族葬に適した葬儀社を選ぶ

家族葬に適した葬儀社には家族葬のプラン提供があります。 また、家族葬に適した自社所有の小規模な斎場・葬儀場を持っているかや事前相談、見積ができるかも確認します。 そして、後に後悔の無いよう、希望や要望に応えてくれる葬儀社か判断します。 料金プランを比較検討する際は、どこまでの料金が含まれた金額なのか、しっかり確認しましょう。 火葬料金や斎場・葬儀場の利用料金が別途、追加費用としてかかる場合が多いです。 安置日数制限やご遺体の搬送距離の無料対応範囲も比較し、追加費用がかからないかどうか、確認する必要もあります。 格安で表記された表面的な料金で判断しないよう注意が必要です。葬儀費用は「必要なものすべて込み」で選んでください。 また、ご葬儀後のアフターフォローも確認しておくことをおすすめします。納骨やご供養方法を決めかねていたりするケースでは、 遺骨一時預かりなどのサービスを提供している葬儀社もあります。無料で提供している葬儀社もありますので、 預かり期間を確認してみると良いでしょう。「小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)」では、遺骨一時預かりを無料でご提供しております。 ご入用の際は、ご相談ください。

家族葬で選ばれている葬儀社

小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)

ここまで、家族葬についてご説明してきました。次に、なぜ家族葬で「小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)」が選ばれているのか、ご紹介したいと思います。 他社との違いは、次の3項目です。1.総額費用が安い。追加費用一切なし。2.安置室完備。3.一貫して自社対応。 一般的に、「火葬料」や「式場使用料」が別途追加費用として必要だったり、ドライアイスや安置日数に制限が設けられていますので、比較する際は注意が必要です。 小さいわが家のお葬式では「安置日数無制限で安置料・ドライアイス無料」での表示価格でご提供しているため、お見積り後に追加費用が発生することが一切ありません。 葬儀費用は「必要なものすべて込み」で選んでください。経済的な心配をせず、お別れに集中していただける環境をご提供させていただいております。また、年々増加している「エンバーミング」も、 自社対応可能な葬儀社であることが特徴です。下記ぺージでも、イラストと合わせてご紹介しています。

家族葬で選ばれる理由
エンバーミングとは

家族葬の格安ご葬儀プラン

家族葬の格安ご葬儀プランのご紹介です。小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)では、家族葬の4つの料金プランをご用意しております。他社と比較し、ご検討ください。ご相談は、24時間いつでも、お電話でご対応しております。

4つの家族葬プラン

まとめ

小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)

家族葬とは、故人が生前親しくしていた人に参列者を限って執り行う葬儀のことです。家族葬には決まった幅広い形式があり自由度が高い点が魅力ですが、 実施に当たっては事前に一般的な流れを理解しておくとよいでしょう。また、訃報を知らせる範囲やどこまでの方をお呼びするかなど、 事前にしっかりと決めておくべきこともあります。不明な点があれば、葬儀社に相談してみることも重要です。 この他の記事もご参照いただき、後悔のないお別れの参考になれば幸いです。

小さいわが家のお葬式」では、24時間365日、 ご葬儀に関する無料電話相談を承っております。小さなお葬式に特化した、家族葬のプロがご対応させていただきますので、お悩みの際は、 迷わずご連絡いただければと思います。緊急時には、ご遺体搬送・仮安置を無料対応しております。お見積り後のキャンセルも費用をいただいておりません。 まずは「小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)」にご連絡いただき、その後でご葬儀について、落ち着いてご検討いただく方もおられます。 後悔の無いお別れの一助となれば幸いです。

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安置室は90以上ございます。

よくあるご質問

Qエンバーミングとは何ですか。どんなことをするのですか?

エンバーミングとは亡くなられた方の表情や姿を整え、衛生的に安全な状態でご遺体を保存するための技術です。エンバーミングを施すと、ご遺体の腐敗を心配することなくゆっくりと時間を使うことができるようになります。残される家族は故人とのお別れや葬儀社選びにしっかりと時間をかけることができるようになり、参列者の都合に合わせたスケジュール設定ができるため、後悔の無い納得のご葬儀を実現することができます。ご遺体に1〜2センチの⼩切開をし、ご遺体保全⽤の薬品を動脈から注⼊します。同時に腐敗の原因となる⾎液を静脈から排出し保全薬との⼊れ替えをすることで、体内から防腐をします。
※詳しくはこちら【エンバーミングとは…】

Q家族葬とは、そもそもどんな葬儀ですか。

家族葬とは一般的には遺族や親族、または故人と生前親しくしていた友人などを含めた少人数で執り行う小規模な葬儀を指しており、明確な定義はありません。家族葬は一般葬と同様に、僧侶などの宗教者立ち合いのもとで通夜や告別式が行われ、葬儀の日程や進行も一般葬と同じ順序であることが多いです。基本的な部分は同じでも、家族葬の定義がないため主催者が葬儀のスタイルを自由に決めることができます。例えば家族葬としながらも参列する人数が多い場合もあれば、通夜を行わないで全工程を1日で終えてしまうこともあります。会食を行わなかったり、返礼品を省略したりするケースも多いです。 ※詳しくはこちら【家族葬とは…】

Q死後の相続や手続きが心配です。どこに相談すればいいの?

ご葬儀後の諸手続きは、相続や名義変更など、非常に多岐にわたります。 わが家の家族葬ではご葬儀の事前相談やご葬儀のお客様へのサポートとして、当社提携の信頼できる行政書士、税理士、法律事務所のご紹介を行っております。 初回のご相談は無料ですので、お気軽に「無料電話相談」をご利用下さい。 【無料電話相談をする

Q社会保険からお葬式の補助金がでると聞きましたが、どんな内容ですか?

国民健康保険にご加入の方は「葬祭費」、健康保険にご加入の方は「埋葬料」として補助金が支給されます。業務上や通勤災害により亡くなられた場合は労災からの支給になります。 いずれも申請の期間は2年間ですので、お忘れなく手続きされることをお勧めします。次の記事も合わせてご参照ください。【葬祭費の補助金を利用するための…

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