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初盆(新盆)とはいつ何をする?初盆の準備と日程やマナーについて

投稿:2023/04/24 更新:2024/08/11

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先祖の霊をお迎えする機会として、日本ではお盆の風習が存在します。お盆は毎年やってきますが、その最初の機会である「初盆」について、あまり知らないという方も多いのではないでしょうか。初盆には通常のお盆と異なることも多く、ひと通りの流れを理解しておくことが大切です。そのためこの記事では、初盆の概要やお盆との違い、準備や当日の対応について解説します。法事・法要について記事一覧は下記よりご確認ください。

法事・法要について記事一覧

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初盆(新盆)とは?

初盆(新盆)とは?

初盆(はつぼん)とは、故人様が亡くなって四十九日が過ぎた後に迎える、初めてお盆のことです。お盆は、亡くなった方が家族の元へ帰ってくる日といわれていて、故人を供養する上で、とても大切な行事です。特に初めて迎えるお盆は、手厚く供養します。ただし、お盆の時期に四十九日を過ぎていない場合、翌年が初盆となりますのでご注意ください。

お盆との違い

お盆とは、先祖の霊を自宅にお迎えし、家族・親族が集まって偲び供養する風習のことです。初盆とお盆は、故人の供養を行う点で共通しています。 しかし初盆は一度しかなく、故人が家に帰ってくる初めての機会です。そのため通常のお盆よりも多くの親族・友人などを呼び、 丁寧かつ盛大に行うことが一般的でしょう。また、「白紋天」と呼ばれる白い提灯を使用することも初盆だけの特徴です。 さらに初盆法要を行い、その後会食する点も特徴的だといえます。

新盆との違い

初盆は、新盆(にいぼん・しんぼん・あらぼん)ともいいます。意味は全く同じで、地域によって呼び名が異なる傾向があるようです。初盆は主に西日本の地域で、新盆は主に東日本で使われることが多い傾向があるようです。初盆と新盆は、同じ意味ですので、どちらを使用しても間違いにはなりません。

初盆でやること

初盆でやること

ここでは、初盆において「迎え盆」「盆中日」「送り盆」の時期タイミングで行うべきことについて解説します。 また、今回は一般的な8月盆のパターンで紹介していますが、地域によっては7月盆やその他のパターンもあります。

《初盆の時期》

【8月13日】迎え盆

8月13日になったら、迎え盆を行います。祖先の霊をお迎えするために、目印となる迎え火を焚くことが基本です。 精霊棚とは、仏壇の前や横に置く祭壇のことです。位牌やお供えなどを飾ります。マンション・アパートで火を焚くことができなければ、 盆提灯を玄関やその他に飾ります。「迎えは早く」といわれ、お墓参りまでをなるべく早く済ませることが大切です。

《1日の大まかなスケジュール》
  • 精霊棚(しょうりょうだな)の飾りつけやお供えをする
  • お墓の掃除・お参りをする
  • 迎え火を焚き盆提灯を灯す

【8月14・15日】盆中

8月14・15日の盆中日には、参加者全員で法要を行い、会食することが一般的です。法事は、 自宅もしくは寺院で行います。僧侶を呼ぶことから、お墓参りと法要を一緒に行うことが多いでしょう。

【8月16日】送り盆

送り盆では、送り火を焚いて故人の魂をお見送りします。「送りは遅く」といわれ、少しでも長くいられるように 夕方ごろに送り火を焚き始めることが一般的です。送り火を焚くまではお祈りやお供えをして、焚いた際には盆提灯も一緒に燃やします。

初盆の準備

初盆の準備

初盆の準備においてすべきことは、おおむね以下の通りです。

早めに日程を決める

日程決めは、初盆においてまず行うべきです。初盆では僧侶を呼んで読経を依頼したり、参列者に 焼香をしてもらったりする必要があります。そのため、日程を早めに決めることが大切です。 参列者の人数や行いたい法要によっては、会場には自宅以外にも法要会館やホテル、菩提寺などの選択肢があります。 僧侶や親族の都合を確認しながら、多くの方が来場しやすい日程を選ぶことが重要でしょう。

お寺の僧侶に連絡する

読経を依頼するため、お寺の僧侶に連絡します。菩提寺の僧侶への依頼が基本ですが、お盆シーズンは僧侶の予定も埋まってしまいがちです。 そのため、早めに日程を決めて僧侶に連絡することが重要でしょう。ケースによっては、合同のお盆法要を行ったり前倒しで 実施したりすることもあります。

招待状の手配

初盆の日程が決まったら、招待状を手配します。案内状には参列可否を選択できる欄を設けた 往復はがきを用意し、確認しやすくするのがおすすめです。ただし、身内だけで行う場合は電話やメールで 連絡を取っても問題ありません。また、人数の把握は準備のために必要であるため、はがきを送った後はフォローの 連絡を入れることも重要です。

会食や返礼品の準備

ある程度参列人数を把握できたら、会食や返礼品の準備を進めていきます。会食の料理は、遺族側が作って用意する他にも、 仕出し会社に依頼する方法があります。ただし仕出し会社の予定もお盆は埋まってしまいがちであるため、早期に予約することが大切です。 会場は自宅の他に法要会館や菩提寺などが候補に挙げられます。返礼品については、1つあたり3,000~5,000円が目安です。 お茶やお菓子、タオルなどが一般的でしょう。

お布施の準備

僧侶を呼んで読経してもらうためには、お布施の準備も欠かせません。お布施とは、僧侶に対する感謝の気持ちを示すためにお渡しするものです。 地域によっても異なりますが、おおむね1~3万円が目安でしょう。また、僧侶に遠方から来てもらう場合には、別途「御車代」として 5,000~1万円をお渡しすることが重要です。

《お布施について関連記事》

まとめ

まとめ

初盆とは、故人が亡くなって四十九日があけた後に初めて迎えるお盆のことです。通常のお盆よりも多くの参列者を招き、 より華やかに行うことが一般的だといえます。お盆の時期は寺院や関係会社が込み合うことが予想されるため、 早期に日程を決めて準備を進めることが大切です。地域差もありますが、初盆で行うことはおおむね決まっています。 しっかりと準備を行い、初めて帰ってくる故人の魂をしっかりとお迎えしましょう。

小さいわが家のお葬式が選ばれる理由

最後に、なぜ家族葬で「小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)」が選ばれているのか、ご紹介したいと思います。 他社との違いは、次の3項目です。1.総額費用が安い。追加費用一切なし。2.安置室完備。3.一貫して自社対応。 一般的に、「火葬料」や「式場使用料」が別途追加費用として必要だったり、ドライアイスや安置日数に制限が設けられていますので、比較する際は注意が必要です。 小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)では「安置日数無制限で安置料・ドライアイス無料」での表示価格でご提供しているため、お見積り後に追加費用が発生することが一切ありません。 経済的な心配をせず、お別れに集中していただける環境をご提供させていただいております。また、年々増加している「エンバーミング」も、 自社対応可能な葬儀社であることが特徴です。下記ぺージでも、イラストと合わせてご紹介しています。

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家族葬とは一般的には遺族や親族、または故人と生前親しくしていた友人などを含めた少人数で執り行う小規模な葬儀を指しており、明確な定義はありません。家族葬は一般葬と同様に、僧侶などの宗教者立ち合いのもとで通夜や告別式が行われ、葬儀の日程や進行も一般葬と同じ順序であることが多いです。基本的な部分は同じでも、家族葬の定義がないため主催者が葬儀のスタイルを自由に決めることができます。例えば家族葬としながらも参列する人数が多い場合もあれば、通夜を行わないで全工程を1日で終えてしまうこともあります。会食を行わなかったり、返礼品を省略したりするケースも多いです。 ※詳しくはこちら【家族葬とは…】

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