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危篤/逝去

突然の死〜遺族が最初にすべきこととは?連絡を受けた場合のマナーと対応も解説

更新:2025/06/29

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家族との突然の別れは、誰にとっても悲しく心の整理がつかない出来事です。特に「急逝」のように、何の前触れもなく突然訪れる大切な人との別れは、残された家族に深い悲しみをもたらしますが、その中でも現実的な対応を迫られてしまいます。

本記事では、「急逝」や「逝去」などの言葉の基本から違い、実際に身内が急に亡くなった場合の対応方法などについて詳しく解説します。ぜひ、参考にしてください。

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突然の死とは

人生の中で何の前触れもなく突然大切な人がなくなってしまうケースもあるかもしれません。突然の死を表す言葉として「急逝」があります。急逝とは具体的にどのような言葉なのでしょうか。ここでは、急逝の意味や逝去との違いなどを解説します。

突然亡くなることを意味する急逝

「急逝」とは、人が急に亡くなることを指す言葉です。これまで持病や大きな病気などもなく、元気に過ごしていた方が何の予兆もなく亡くなってしまった場合に使われます。このように、急逝とは、突然命を落とした場合に使用する言葉です。

人が突然亡くなることを意味する言葉として、急死や突然死などもあります。急逝はこれらの言葉とほぼ同じ意味合いです。ただし、急逝は急死や突然死などよりも丁寧な表現として使われており、正式な表現や訃報などで用いられる場合が多いでしょう。急逝が用いられるケースとして以下のような例が挙げられます。

  • つい先日まで元気だった方が、突然亡くなった
  • 入院して回復に向かっていた患者が急変して亡くなった
  • 元気に見えていた方が、相談なく自ら命を絶ってしまった

このような状況では悲報を少しでも丁寧かつ重みを持って伝える言葉として、急逝が選ばれます。

急逝と逝去の違い

急逝とは前述したように、これまで元気だったり健康だったりした人が突然亡くなることを指します。前触れのない予期せぬ死の際には、急逝を用います。例えば、持病がなかった人が急に亡くなる、軽い病気だと思われていたものが急激に悪化する、事故や自死などで命を落とした場合などです。予兆や前触れなく命を落とした衝撃や驚きが含まれている言葉です。

一方、「逝去」とは「死去」をより丁寧に言い換えた言葉で、敬意を込めて人の死を表す場合に使われます。特に公的な場や自分の家族以外が亡くなった場合などに使われることが多いです。例えば以下のような使い方をします。

  • ○○さんの御母堂様がご逝去されました
  • 映画監督の○○さんが逝去されました

このように、身内以外の方が亡くなった際や有名な方が亡くなったことを発信する場合などに用いられます。

突然の死(急逝)に似た言葉と使い方

突然の死を表現する言葉は、逝去以外にもいくつか存在します。どの言葉を使うかによって受ける印象や伝わり方が変わるため、シーンによって適切な言葉を使うことが大切です。ここでは、急逝と似た言葉の使い方や例文などを紹介します。

急死・即死

急死とは、急な病気や交通事故、自然災害などの予期せぬ外的要因で亡くなった場合に使われることが多い言葉です。身内や友人との会話などで「〇〇さんが昨夜急死したそうです」というように用いられます。

「即死」とは、何らかの出来事が起こった瞬間に命を落とした場合に用いられることが一般的です。例えば、「〇〇さんが交通事故に遭って、即死だったらしい」というように使われます。

どちらの表現も突発的な要因によって亡くなった際に使われるものの、死という直接的な言葉が使われているため、改まった場での使用は避けられるケースが多いです。そのため、丁寧な言い回しが必要なシーンでは急逝が使われます。

永眠

永眠は死を直接的に表現するのではなく、永遠の眠りについたことを例えた表現です。亡くなったことを直接的に表現したくない、直接的な言い回しを避けたい場合によく使われます。例えば、喪中はがきや訃報のお知らせなどでよく使われる表現として知られています。

永眠は死を眠りに例えているため、死去や急死などよりも柔らかな印象を与える言葉です。死という言葉を使わないことでネガティブな印象が薄れるため、受け手の感情に配慮したいときにもよく使われます。例えば、以下のように用いられます。

  • 去る〇月〇日、父○○が永眠いたしました
  • ○○様が安らかにご永眠されるようお祈りいたします

他界

他界とは、この世を離れてあの世へと旅立つことを表す言葉です。急逝や急死などのように突然の死を意味しているわけではなく、死去や逝去などのように人が亡くなったことを指しています。また永眠と同様に死という直接的な言葉を使わないため、人の死を柔らかく伝える表現でもあります。

ただし、他界を使うシーンには注意が必要です。他界という言葉には仏教的な背景があるため、神道やキリスト教の文脈では使われないケースが一般的です。また、仏教内にも宗派があり浄土真宗では他界という言葉を避ける傾向にあります。相手の宗教や宗派、使うシーンなどに配慮する必要があるため、注意しましょう。

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突然の死に直面した際に遺族がするべきこと

身内が急逝した際には、深い悲しみや動揺、混乱によって何をどう進めるべきなのか分からなくなる方も多いでしょう。大切な人が亡くなったという気持ちの整理がつかないまま、時間だけが過ぎてしまう事態を避けるためにも、事前に遺族がすべき対応を知っておくことが大切です。

自宅で亡くなった場合はすぐに警察へ連絡する

自宅で身内が急逝した場合に大切なことは、遺体を動かさないことです。呼吸がない、心臓が動いていないなど明らかに死亡していると判断できる状態であっても遺体を動かさないようにしましょう。

まずは警察に連絡をして、事件性がないかを確認してもらう必要があります。また、故人にかかりつけ医がいる場合には、病院に連絡をして医師の指示を仰ぎましょう。

救急車を呼んでしまいそうになるかもしれませんが、救急車はあくまでも、蘇生する可能性がある場合にのみ対応します。これまで元気だったが気付いたら息をしていないなどの状況なら、蘇生の可能性もあるため救急車を呼びましょう。

救急車は遺体を運ぶことができないため、確実に死亡していることが確認できており蘇生の見込みがない場合には、警察やかかりつけ医に連絡することを優先します。

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病院で亡くなった場合は死亡診断書を受け取る

病気で入院していて亡くなった、交通事故で病院に運ばれて亡くなったなど、病院で亡くなった場合には、医師から「死亡診断書」が発行されます。亡くなったら死亡届を役所に提出しなければなりません。

死亡診断書と死亡届は一体になっているため、医師から死亡診断書を受け取ったら、故人の死亡を知った日から7日以内に役所に提出しましょう。死亡届に届出義務のある人が書類の記入や押印、署名をして提出します。

基本的には、親族や同居人、後見人などの届出義務者が死亡届の記入や提出をするのが原則です。ただし、一部地域を除いては代理人による提出も可能となっており、葬儀社が提出を代行するケースもあります。

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葬儀社への連絡と搬送手配をする

医師から死亡診断書を受け取った後は、ご遺体の搬送先を決める必要があります。病院では長時間遺体を安置することができないため、早急にご遺体の移動先を手配しましょう。

ご遺体の搬送先としては、自宅や専用の安置室などが一般的ですが、葬儀社の施設を利用するケースも多いです。身内が亡くなってから搬送先や葬儀社などを決めるのは大変なので、事前に信頼できる葬儀社を決めておくと良いでしょう。

あらかじめ葬儀社を決めておき、ある程度の流れなどを確認しておくと万が一の際にもスムーズに対応できます。多くの人は葬儀に慣れていないため、どのような形式にするのか、費用がどの程度かかるのかなど不安なこともあるでしょう。疑問や不安があれば遠慮せずに葬儀社に相談して、適切な提案を受けてください。

菩提寺への連絡も忘れずに行う

仏教のご家庭で菩提寺がある場合には、菩提寺への連絡も忘れずに行いましょう。菩提寺とは先祖代々のお寺のことです。葬儀の際には、読経や戒名などの手配が必要になるため、通夜や葬儀の日程が決まり次第すぐに連絡しておきましょう。菩提寺への連絡の際に伝えるべき項目は以下の通りです。

  • 故人の名前
  • 亡くなった日時
  • 享年(満年齢もしくは数え年)
  • 連絡者、喪主の氏名と連絡先
  • 葬儀の日時と会場
  • 葬儀の形式(仏式かどうか)

基本的な項目は以上の通りですが、香典や供花の辞退がある場合にはその旨も伝えておくと良いでしょう。またお寺によってルールや考え方は異なります。不明点や不安なことがあれば、事前にお寺側に確認を取っておく必要があります。菩提寺がない場合には、葬儀社に依頼して僧侶を手配してもらうことも可能です。

突然の死の連絡を受けた場合のマナーと対応

突然の訃報に接すると、連絡を受けた側も大きな衝撃や悲しみ、動揺があり言葉が出てこないケースもあるでしょう。どのように返答すれば良いのか分からずに戸惑う方も少なくありません。動揺している場合でも、相手の心情や悲しみに寄り添い尊重した行動を取れるよう、マナーを知っておきましょう。

お悔やみの言葉を簡潔・丁寧に伝える

急逝の知らせを受けた場合にまず伝えるべきなのは、遺族への哀悼の意です。ただし、長々と話してしまうと遺族に負担をかけてしまう恐れがあるため、できるだけ簡潔かつ誠実にお悔やみの言葉を伝えることが大切です。例えば、以下のような例が挙げられます。

  • この度はご愁傷さまです
  • 心よりお悔やみ申し上げます

このように、相手に心情を慮って簡潔に伝えるのが良いでしょう。また、お悔やみの言葉を伝える際には、「忌み言葉」に注意が必要です。忌み言葉とは、「度々、ますます、重ね重ね」などの重ね言葉、「死」などの直接的な表現のことです。これらの言葉は縁起が悪く不幸を連想させる言葉なので、使わないように注意しましょう。

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相手の状況を見ながら葬儀の日程や状況を確認する

急逝であった場合、連絡したご遺族も混乱しているケースが珍しくありません。また、急なことで葬儀の予定が決まっていないことも多いため、無理に詳細を聞き出したりしつこく訊ねたりするのは避けましょう。「落ち着かれましたら、改めてご連絡ください」と伝えるなど、相手の気持ちに寄り添って思いやる姿勢が大切です。

葬儀の日時や場所、一般葬や家族葬などの葬儀の形式が判明した後に、改めてスケジュールなどを確認して参列の可否を返答します。この際にも、相手の心情を思いやり丁寧に返答するように心掛けましょう。

通夜や葬儀の前にご遺体と対面したい場合は遺族に確認を取ります。突然訪問すると迷惑がかかるため、確認を取った上で遺族の意向に従って行動しましょう。

急逝と逝去の違いを理解して言葉を正しく使う

遺族への思いやりを表す大切な要素として言葉選びがあります。遺族は大切な方を亡くして悲しみの中にいるため、その気持ちに寄り添って適切な言葉選びをしましょう。

前述したように、元気だった方が前触れなく亡くなったときに使う表現が急逝です。急病や交通事故、自死などで急に亡くなった場合には急逝を使いましょう。

逝去は亡くなったことをより丁寧な言葉で伝えるための表現です。状況を問わずに使える敬語表現となるため、基本的には逝去を用いれば問題ありません。急逝と近い意味を持つ言葉として、急死や即死などがあるものの、死という直接的な表現が含まれているため、会話や書面で使われるケースは少ないです。

亡くなった理由を尋ねるのは避ける

たとえ故人や遺族と親しい関係でも、葬儀で亡くなった理由を尋ねるのは避けましょう。なぜ亡くなったのかが気になる方も多いでしょうが、死因を聞かれることは遺族にとって大きな負担になる恐れがあるからです。遺族の心情に配慮して、お悔やみの気持ちを伝えることを優先してください。

お悔やみの言葉を伝える際にも、相手の負担とならないように簡潔かつ丁寧な表現を心掛けます。例えば「このたびはご愁傷さまでございます。心よりお悔やみ申し上げます」などの簡潔な言葉を伝えましょう。

文章で伝える場合には冷たくならないように柔らかい言葉を選びます。例えば「突然の訃報に驚いております。心よりお悔やみ申し上げます」などです。また訃報への返信はできるだけ早く行うのが礼儀です。訃報を受け取ったらなるべく早めに返信しましょう。

まとめ|突然の死に直面したら落ち着いて対応することが大切

身内が急逝したら、動揺や混乱から焦ってしまうこともあります。しかし、大変な事態だからこそ落ち着いて、まずは葬儀社への連絡や死亡届の手続きなど必要な対応を進めましょう。

急逝の知らせを受けた立場であれば、遺族の心情に寄り添って心からのお悔やみを伝えます。故人への敬意と遺族への思いやりを示すためにも丁寧な対応を心掛けましょう。

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