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納骨費用はどのくらい?安く抑えるコツや納骨の仕方を解説

更新:2025/06/29

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納骨とは、通夜や葬儀・告別式を終えた遺体を火葬し、遺骨を骨壺に納め、お墓やお寺に埋葬することを指します。

納骨にかかる費用を理解しておくことで、負担が少ない納骨方法の選択が可能になるでしょう。

しかし納骨方法は宗教・宗派や地域によって異なっており、法律で定められているものではないため、地域や納骨方法に応じて費用は変動するのが一般的です。

この記事では納骨費用の目安や費用を安く抑えるコツについて解説します。納骨の仕方や流れについても紹介するので、これから納骨を控えている方は参考にしてみてください。

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納骨費用の目安

実際に納骨にいくらかかるのか、費用が分からない方も多いでしょう。納骨にかかる費用の目安を理解しておくことは、スムーズに納骨を進めるためにも大切です。

ここでは、納骨をするために必要な費用の目安を項目ごとに紹介するので、金額の参考にしてみてください。

納骨式で僧侶に支払うお布施

納骨をするときに僧侶を招いたのであれば、お布施を渡さなければいけません。お布施とは納骨式でお経を読んでくれた僧侶に対する謝礼です。

お布施の相場は3万〜5万円となっていますが、四十九日法要を一緒に行うかどうかで金額は変わります。四十九日法要も併せて行う場合は、5万~10万円になると考えておきましょう。

また僧侶に式場まで足を運んでもらった場合は、お布施とは別に御車料、僧侶が会食に出席しない場合は御膳料を渡すのが一般的です。

御車料と御膳料はそれぞれ5,000〜1万円が相場となります。

会食代

納骨式が終了した後は、納骨式に参列してくれた人々に対して食事を振る舞うことが一般的です。

会食にかかる費用は一人当たり3,000〜1万円程度が目安となります。会食で用意する食事の種類や、参列者の種類によっても会食代は変動します。

事前に予算を決めておきたい場合は、参列者の人数にある程度の見通しを立てておくのがおすすめです。

墓誌への彫刻料

墓誌(ぼし)とは、墓石のそばに建てる石碑のことで、墓石に収められている故人の情報が記録されています。

墓誌に「故人の没年月日」や「戒名」を彫ってもらうための費用として、彫刻料を支払うのが一般的です。

彫刻料は、彫刻する文字数や依頼する業者によって異なりますが、相場は4万円程度とされています。複数社の費用を比較した上で依頼することで、彫刻料を抑えられる可能性もあります。

お墓関連の費用

先祖代々のお墓がない場合や、自分たちの代から新たなお墓を持とうと決めている場合は、お墓を立てるための費用が発生します。

新たにお墓を建てるためには、墓石代や墓地使用料、お墓の管理費用などが必要であり、費用の相場は200万円程度が一般的です。

ただし墓地やお墓の種類、お寺に納めるのか、納骨堂に納めるのかなどによっても費用が変動します。

またすでに墓石を所有している場合は、納骨をするための作業費用が発生するケースがあります。お墓の種類によっては、遺骨を納めるためのカロートに蓋をしている拝石を移動させて、遺骨を納めなければいけません。

作業を依頼する場合の費用相場は、2万〜3万円程度です。ただし、自力でカロートを開け閉めできる形式のお墓であれば作業費はかからないため、お墓関連の費用は0円となります。

開眼法要・年忌法要で支払うお布施

新しくお墓を建設して初めて納骨する場合は、開眼法要(かいげんほうよう)を執り行う必要があります。

新しく購入したお墓には魂が入っていないと考えられており、開眼法要によって故人や仏の魂を入れることが実施の目的です。開眼法要は墓石を建設して初めて納骨する際に限ったものではなく、新しく仏壇を購入した際にも行われます。

開眼法要は僧侶が行う儀式となるため、納骨式とは別にお布施が必要です。開眼法要では、3万円程度が一般的な費用相場といえます。

また年忌法要とは、一回忌や三回忌など節目で執り行われる特別な法要です。納骨式をするタイミングで同時に年忌法要も行う場合は、納骨式とは別でお布施を用意しなければいけません。年忌法要の費用相場は、一般的に3万円ほどとされています。

納骨式・開眼法要・年忌法要を同じタイミングで執り行う場合は、全ての儀式に対してお布施が必要となります。それぞれを別で用意しなければいけないため、忘れないようにしましょう。

お供え物などの費用

納骨式では、お供え物も用意する必要があります。お供え物として一般的なのは、線香やロウソク、果物、お酒などが挙げられます。

全てのアイテムを用意しなければいけないというわけではないため、故人の好みに合わせて用意しましょう。

納骨式に必要なものや、お供え物を購入する際は、5,000〜1万円程度を目安として購入するようにしてみてください。

納骨費用を安く抑えるコツ

家族が亡くなった後は、納骨以外にも費用がかさんでしまうため、なるべく納骨にかかる費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。

ここでは、納骨費用をできるだけ安く抑えるためのコツをご紹介します。

永代供養を選ぶ

永代供養(えいたいくよう)を選択することは、納骨における費用を抑える方法の一つです。

永代供養とは、先祖代々続くお墓に納骨するのではなく、お寺や霊園に納骨し、供養を任せる埋葬方法を指します。

なかなかお墓参りができない遺族に代わって、お寺や霊園が半永久的に遺骨を保管してくれるため、安心して管理を任せられます。

永代供養では、他の故人と一緒に共同墓に埋葬するため、個人でお墓を購入するよりも大幅に費用を抑えられるのが特徴です。

永代供養の種類

永代供養で導入されているお墓は、主に単独墓・集合墓・合祀墓(ごうしぼ)の3種類で、故人や遺族の意向に併せて選択できます。

単独墓は、石塔や樹木などのシンボルを他の人の遺骨と共有しつつも、納骨は個別のスペースを設けて別々に行うのが特徴です。単独墓の費用相場は、50万〜150万円ほどが一般的です。

集合墓は、複数の人の遺骨を混ざらないように区別した上で一か所にまとめて納める方法で、集合墓の費用相場は、20万〜60万円ほどとされています。

合祀墓は集合墓と似た納骨方法ですが、異なる点として、骨壷から遺骨を取り出して一カ所に納骨するのが特徴です。骨壺から取り出して納骨するため、他の人の遺骨と混ざりますが、永代にわたって管理してもらえます。合祀墓の費用相場は、5万〜30万円ほどとなります。

散骨する

散骨とは、火葬が完了した後の遺骨を粉末にし、海や山など故人が希望していた場所へ撒く供養の方法です。お墓を設けないため、定期的に管理をしなくても良いのが特徴です。

散骨は法的に禁止されていませんが、散骨する場所によっては自治体が散骨禁止条例を施行している場合もあります。

散骨可能な場所が分からない場合や、条約に違反していないかどうかが不安な場合は、散骨業者に依頼するのがおすすめです。

散骨の種類

散骨の種類はいくつもありますが、主に海洋散骨・樹木葬・宇宙葬などが挙げられます。

海洋散骨は、砕いた遺骨を海に撒く方法で、散骨方法によって費用相場は異なります。

船を借りて遺族のみで散骨する個別散骨の費用相場は、20万〜30万円ほどとやや高額ですが、他の人を気にせず遺族だけで落ち着いてお見送りができるのが特徴です。

複数の遺族が一つの船で散骨する合同散骨であれば、10万円ほどが費用相場となっています。複数の遺族で船をレンタルするため、費用が個別散骨よりも安く済む傾向にあります。

委託散骨は遺族が乗船せず、業者に散骨を任せる散骨方法で、費用相場は5万円ほどです。散骨に立ち会うことはできませんが、散骨をした証拠として証明書や散骨風景の写真を受け取ることもできます。

また樹木葬は、木や草花の根元に撒く散骨方法です。樹木葬の場合は、遺骨を細かく砕く必要がある点に注意が必要で、細かく砕かずに埋めてしまうと散骨ではなく埋葬に該当します。

宇宙葬はロケットに遺骨を載せて宇宙に打ち上げる散骨方法です。サービスによっては20万円台から利用が可能です。

納骨の仕方・やり方や流れ

実際に納骨をどのような流れで行うのか分からない方も多いでしょう。ここでは、一般的な納骨の仕方や流れについて解説します。

慌てずスムーズに納骨を行うためにも、事前に流れを確認しておきましょう。

1.焼香台・お供え・供花などの準備

納骨するに当たり、納骨式が執り行われます。納骨式では、焼香台やお供え物、供花などを使用するため、必要なアイテムを事前に準備しなければいけません。

準備するアイテムは、地域や宗教・宗派によって変わります。

また喪主と参列者など、立場によっても用意すべきお供え物にも違いが生じます。立場や故人の好みに合わせたお供え物を用意するのが一般的です。

どのようなお供え物を用意した方が良いのかが分からない場合は、喪主や他の参列者に確認しておくと安心でしょう。

2.参列者への挨拶

納骨式の準備が完了したら、参列者に対して納骨式を始める旨の挨拶を、遺族代表として施主が行います。

挨拶では、納骨式への参列に対するお礼や、故人を供養することへの想い、遺族の近況報告などを伝えるのが基本です。

また参列者とこれからも変わらぬ付き合いをし続けたい旨も伝えます。挨拶はなるべく簡潔に済ませるよう心掛けましょう。

納骨式の後に会食を設けている場合は、参列者にもてなしを用意していることも忘れずに伝えます。

3.納骨する

遺族代表の施主が挨拶を終えた後は、納骨に移ります。納骨は地域や宗派によっても方法が異なりますが、墓石の下にあるカロートと呼ばれる納骨室へ遺骨を納めるケースが一般的です。

墓石の移動やカロートの開閉は、事前に石材店に依頼するケースが多いですが、地域によっては遺族が行うこともあります。関東地方では骨壺のままカロートに遺骨を納めるのが一般的とされています。一方で関西地方では骨壺から遺骨を取り出して遺骨を袋に入れ直し、カロートに納めることが多いです。

カロートの中が遺骨でいっぱいになり、次の遺骨を納められないという場合は、古い方から順番に遺骨を取り出して粉骨したり、カロートの中に撒いたりします。

納骨の方法は地域や宗教・宗派によっても大きく異なります。トラブルなく納骨を進めるためにも、納骨式の前にどのような手順で納骨を行うのかを確認しましょう。

4.読経・焼香

納骨が完了した後は、仏教であれば僧侶による読経を行います。納骨の際に読まれるお経は、納骨経と呼ばれています。

読経をしている最中、参列者は順番に焼香を行うのが一般的です。

基本的には読経と焼香は納骨をしたお墓の前で行います。しかし、納骨方法や天気などの状況によってはお寺で行われるケースもあるため、どのような方法で読経と焼香を行うのか僧侶と相談の上、確認しておきましょう。

読経中の焼香は、施主から順番に、故人と関係が近い家族・親族が続けて行います。

納骨の注意点

納骨を行う場合、問題なく執り行えるよう事前に知っておきたいことがいくつかあります。注意点を理解した上で準備を行いましょう。

納骨式を行うタイミングは、明確に定められていません。一般的に納骨が行われるのは、四十九日法要や百箇日法要、一周忌や三周忌とされています。

しかし親族が遠方にいたり、集まりにくかったりする場合は、葬儀を行った日にそのまま納骨式まで済ませる場合もあります。遺族の気持ちや都合に合わせて納骨式を行うことが大切です。

また四十九日前に納骨式を執り行う場合、参列者は喪服を着用するのがマナーとされています。施主から特に指定がない場合は、喪服を着用の上で参列しましょう。

納骨式では、埋葬する遺骨を納骨場所まで持参するのは当然ですが、併せて遺影や位牌も持っていく必要があります。四十九日法要が終わるまでは祭壇に祀りますが、納骨式には忘れずに持参しましょう。

なお宗教・宗派や納骨の方法によっては、故人を供養するために塔婆が必要な場合もあります。

まとめ|納骨費用について理解しておこう

納骨は故人を供養する上で欠かせない、儀式の一つです。宗教・宗派や納骨方法によって、かかる費用や形式が異なります。どのような費用がかかるのか理解しておくことで、不要な部分を節約できるでしょう。

なるべく費用を抑えて納骨をするためにも、希望する納骨方法はどの程度の費用がかかるのかをあらかじめ確認しておくことが大切です。

小さいわが家のお葬式」では、納骨方法にお悩みの方からのご相談に24時間365日対応可能なコールセンターを設置しています。

また予算にあった葬儀プランもご提案しているため、費用を抑えつつ、きちんと故人を見送りたい方は、お気軽にご相談ください。

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