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安置とは?ご遺体の安置場所や費用について解説

投稿:2023/04/27 更新:2024/02/24

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安置場所の決め方とは?注意点や費用を紹介

記事監修・作成:わが家の家族葬(株式会社SEC)

大切な人との別れは、想定しないタイミングでやってくるものです。そして亡くなった際にはまず、遺体の搬送と安置について行わなくてはなりません。しかし、多くの方にとって手配は慣れないものであり、どうすればよいのかわからず困ってしまうこともあるでしょう。この記事では、安置の概要や一般的な安置場所の特徴、費用などについて解説します。

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安置とは

安置とは

安置とは、故人が亡くなってから納棺までの間に、特定の場所に遺体を置いておくことを指す言葉です。 日本の法律では、人が亡くなった後24時間は火葬をしてはいけないとされています。どんな葬儀の形式を選択しとしても、 一定期間は安置する場所を確保しなくてはなりません。また、亡くなってから火葬までの期間は数日程度が一般的であり、 通常は安置する場所がやはり必要です。亡くなった直後に病院や警察の霊安室に運ばれることもありますが、 そのまま長時間安置しておくことはできません。上記から、安置室の確保は多くのケースにおいて重要なポイントだといえるでしょう。

安置費用について

葬儀社や斎場に安置するときにかかる費用

葬儀社や斎場に依頼する際には、一日あたり5,000〜3万円程度が目安です。ただし、ドライアイス代金が1~2万円程度かかる点は、 忘れないようにしましょう。さらに付き添い安置を希望するパターンでは、別途費用がかかります。なかには、 「1日目無料」などと独自のサービスを設定している葬儀社もあります。

安置施設に安置するときにかかる費用

業者の利用料金は、1日あたり1万円程度が目安です。ただし、自宅から遠い業者を利用するパターンでは、 料金が増えることもあるためご注意ください。

自宅に安置するときにかかる費用

自宅安置では、場所の確保そのものには費用がかかりません。ただし、枕飾りやドライアイスの用意には、 費用がかかるため気を付けましょう。たとえばドライアイスの用意には、1日あたり1〜2万円程度はかかります。

安置場所の決め方

ここでは、安置場所の決め方について解説します。安置場所の候補として考えられるのは、主に以下の3パターンです。

葬儀社や斎場に安置する

近年では、葬儀社や斎場が用意していて利用できるケースがあります。

《メリット》
  • 管理をお任せできる
  • 設備が整っている
  • 通夜や葬儀までの移行がスムーズ
  • 夜前の弔問にも対応しやすい

葬儀社であれば葬儀屋遺体の管理に精通していることから、安心して任せられます。手間や心配を大きく減らせる点は、 大きな魅力です。次に葬儀を行うまで搬送しなくてよいことから、スムーズに進められて遺族の負担を減らせるでしょう。

《葬儀社や斎場に安置するときの注意点》

葬儀社や斎場は手間や心配を大きく減らせるため非常に魅力的ですが、以下の点には注意が必要です。

《気を付けるべきポイント》
  • 面会・弔問の時間は通常、制限がある
  • プランの内容や日数によっては、費用がかさむことも
  • 遺族は自宅と葬儀社・斎場を往復する必要がある

葬儀社・斎場では通常、面会・弔問ができる時間が制限されていることが一般的です。また、預けた期間の分だけ料金がかかるため、 全体でどれくらいかかるのかを確認しておくこ戸も大切です。料金の心配を減らすためには、 必要なサービスがセットになっていて定額料金で対応してくれる業者を選ぶこともおすすめされます。

安置施設に安置する

葬儀社以外にも、遺体安置と面会に特化した民間の安置専門業者も存在します。

《メリット》
  • 面会や遺体の受け入れに関しては比較的自由
  • 一時的な安置にも対応可能

《安置施設に安置するときの注意点》

安置施設を利用する際には、以下のポイントに気を付けましょう。

《気を付けるべきポイント》
  • 遠いと、遺族の移動の負担が大きくなる
  • 条件によっては料金が高くなることもある
  • 火葬場が併設されていないパターンでは別途葬儀社の手配が必要

自宅が遠いパターンでは、移動が負担になる可能性はあります。また、搬送も考慮すると、 想定以上に料金がかかってしまう可能性もあるため要注意です。さらに葬儀手配を行ってくれる業者もありますが、 火葬場を持ってない業者を利用するならば、別途葬儀社を探さなくてはなりません。

自宅に安置する

自宅への安置も、立派な選択肢の1つです。

《メリット》
  • 家族や弔問者が落ち着いて過ごせる
  • 費用を抑えられる

自宅での安置は、故人と落ち着いて向き会える点が大きな魅力でしょう。故人自身が亡くなったとに自宅へ戻ることを希望していたり、 遺族の意思で搬送したりすることはあります。また、自宅出れば場所の確保に料金がかからない点も、利点としては考えられます。

《自宅に安置するときの注意点》

自宅に安置したいのであれば、以下のポイントには気を付けましょう。

《気を付けるべきポイント》
  • マンション・アパートのパターンでは搬入経路を確保する必要がある
  • 管理人がいるパターンでは事前連絡が必要
  • 安置の作法を理解していないと大変

自宅への安置は、特にマンション・アパートのパターンにおいて気を付けるべきことがいくつかあります。 管理人や大家への連絡は法律上不要ですが、トラブルを避けるために事前に連絡し、了承を取っておく必要があるでしょう。

ご遺体の搬送方法は?

遺体の搬送方法としては、主に「寝台車」「船舶」「飛行機」が挙げられます。

《主な搬送方法》
  • 寝台車
  • 船舶
  • 飛行機

基本的な乗り物としては、寝台車が考えられます。移動距離や総重量によって搬送費用が決定することが一般的です。ただし遠距離の、 船舶や飛行機を使用して搬送することもあります。どの搬送方法がよいのかわからない状況なら、葬儀社に相談しましょう。

逝去・安置から納棺までに行う死後処置について

人が亡くなった際には、納棺前までにご遺体に対し、死後処置が施されます。もしも、身内が亡くなった際に、後悔なくお見送りが出来るよう、事前に知っておくことが大切です。死後処置として、エンゼルケア・エンバーミング・湯灌の3種類についてお伝えします。関連記事もあわせてご参照ください。

エンゼルケアとは

エンゼルケアとは、逝去後から納棺前までに行う死後処置のことです。明確な定義はありませんが、死化粧を施すまでを含んで、エンゼルケアと呼ばれます。エンゼルケアは、逝去時ケアと呼ばれることもあるようです。故人を少しでも生前に近い姿になるように整えるための処置全般のことを指しており、医療的知識が必要な処置を含んだものになります。これに対し、エンゼルケアに含まれる「死化粧」という処置は、ご家族や葬儀社、納棺師などが行える処置です。エンゼルケアは、身だしなみを整え、故人の尊厳を守り、少しでもきれいな姿で見送ってあげたいというご家族の想いに寄り添うための処置です。病院で亡くなった際には、医師の死亡宣告の後、直ちに行われます。基本的には事前に説明がありますが、ご家族が気が付かないうちに済んでいたというケースもあるようですので、心配な場合は確認しておきましょう。

《エンゼルケアの関連記事》

エンバーミングとは

エンバーミングとは、ご遺体に殺菌消毒・防腐や修復をし、顔の表情や姿を生前に近い状態に整え、自然な状態で長期保全することを目的とした「遺体衛生保全」の処置や技術・技法のことです。 日本語では「遺体衛生保全」や「死体防腐処理」などと訳されています。 そして衛生面のほかに、お顔を元気だった頃に近づけ、ご家族のグリーフケア(悲嘆ケア)としての側面もあります。 ドライアイスや保冷庫が不用で、自然な状態でのご安置が可能となります。エンゼルケアや湯灌が表面的な処置であるのに対し、エンバーミングは処置が体内にまで及ぶことが特徴です。土葬文化のある海外では古来より行われている処置です。日本では、阪神大震災以降からエンバーミング処置を希望するご家族が増加し、普及してきています。

《エンバーミングの関連記事》

湯灌とは

湯灌とは、故人の体をぬるま湯で洗い清める、納棺前の儀式のことです。かつては親族の手で行われ、成仏の手助けとして儀式的な意味合いが強いものでした。湯灌には濡らしたタオルで体を拭く略式の湯灌と、実際に浴槽に故人を寝かせて洗い流す湯かんがあり、後者の湯灌は専門業者や葬儀社に手配をしなければならず、費用もかかります。病院や介護施設で亡くなった場合は、エンゼルケアの一環として「清拭」をしてくれるので、それで済ませてしまうケースも増えています。

《湯灌の関連記事》

まとめ

安置とは、遺体を亡くなった直後から納棺までの間置いておくことを指します。通常のケースでは一定期間の安置が必要になるため、場所の確保は重要な問題になるでしょう。 主な安置場所としては、自宅や安置に特化した業者、そして葬儀社などが挙げられます。いずれの場所にも魅力と気を付けるポイントがありますが、 葬儀社であれば、葬儀のスペシャリストとして必要な対応を行ってくれるため安心です。

わが家の家族葬が選ばれる理由

最後に、なぜ家族葬で「わが家の家族葬が」選ばれているのか、ご紹介したいと思います。 他社との違いは、次の3項目です。1.総額費用が安い。追加費用一切なし。2.安置室完備。3.一貫して自社対応。 一般的に、「火葬料」や「式場使用料」が別途追加費用として必要だったり、ドライアイスや安置日数に制限が設けられていますので、比較する際は注意が必要です。 わが家の家族葬では「安置日数無制限で安置料・ドライアイス無料」での表示価格でご提供しているため、お見積り後に追加費用が発生することが一切ありません。 経済的な心配をせず、お別れに集中していただける環境をご提供させていただいております。また、年々増加している「エンバーミング」も、 自社対応可能な葬儀社であることが特徴です。下記ぺージでも、イラストと合わせてご紹介しています。

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エンバーミングとは

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よくあるご質問

Qエンバーミングとは何ですか。どんなことをするのですか?

エンバーミングとは亡くなられた方の表情や姿を整え、衛生的に安全な状態でご遺体を保存するための技術です。エンバーミングを施すと、ご遺体の腐敗を心配することなくゆっくりと時間を使うことができるようになります。残される家族は故人とのお別れや葬儀社選びにしっかりと時間をかけることができるようになり、参列者の都合に合わせたスケジュール設定ができるため、後悔の無い納得のご葬儀を実現することができます。ご遺体に1〜2センチの⼩切開をし、ご遺体保全⽤の薬品を動脈から注⼊します。同時に腐敗の原因となる⾎液を静脈から排出し保全薬との⼊れ替えをすることで、体内から防腐をします。
※詳しくはこちら【エンバーミングとは…】

Q家族葬とは、そもそもどんな葬儀ですか。

家族葬とは一般的には遺族や親族、または故人と生前親しくしていた友人などを含めた少人数で執り行う小規模な葬儀を指しており、明確な定義はありません。家族葬は一般葬と同様に、僧侶などの宗教者立ち合いのもとで通夜や告別式が行われ、葬儀の日程や進行も一般葬と同じ順序であることが多いです。基本的な部分は同じでも、家族葬の定義がないため主催者が葬儀のスタイルを自由に決めることができます。例えば家族葬としながらも参列する人数が多い場合もあれば、通夜を行わないで全工程を1日で終えてしまうこともあります。会食を行わなかったり、返礼品を省略したりするケースも多いです。 ※詳しくはこちら【家族葬とは…】

Q死後の相続や手続きが心配です。どこに相談すればいいの?

ご葬儀後の諸手続きは、相続や名義変更など、非常に多岐にわたります。 わが家の家族葬ではご葬儀の事前相談やご葬儀のお客様へのサポートとして、当社提携の信頼できる行政書士、税理士、法律事務所のご紹介を行っております。 初回のご相談は無料ですので、お気軽に「無料電話相談」をご利用下さい。 【無料電話相談をする

Q社会保険からお葬式の補助金がでると聞きましたが、どんな内容ですか?

国民健康保険にご加入の方は「葬祭費」、健康保険にご加入の方は「埋葬料」として補助金が支給されます。業務上や通勤災害により亡くなられた場合は労災からの支給になります。 いずれも申請の期間は2年間ですので、お忘れなく手続きされることをお勧めします。次の記事も合わせてご参照ください。【葬祭費の補助金を利用するための…

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